2019年AJCC(アメリカジョッキークラブカップ)が1月20日、中山競馬場で開催されます。
古馬オープンのGⅡ戦で、芝2200mのレースです。
昔は有馬記念からのローテーションで競合馬が出走する頻度が多かった記憶が、最近は明け4歳馬が古馬混合となってからの飛躍をスタートさせるイメージがあります。
あくまでも個人的なイメージですが、今年も明け4歳馬に注目しています。
目次
AJCC(アメリカジョッキークラブカップ)
AJCCのレース傾向
AJCCは中山競馬場の芝外回り2200mで行われる別定戦です。
冒頭にも書いたように、昔はメジロブライトやスペシャルウィークなど、GⅠ級の馬が少なからず参戦するレースでした。
この2頭とも明け4歳時のAJCCに出走しましたが、まずは馬齢別の連対率をまとめてみました。
馬齢別成績
過去10年の馬齢成績をまとめると、
年齢 | 出走数 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 連対率 | 3着内率 |
4歳 | 18 | 3 | 1 | 2 | 12 | 22.2% | 33.3% |
5歳 | 27 | 4 | 0 | 3 | 20 | 14.8% | 25.9% |
6歳 | 33 | 3 | 1 | 2 | 27 | 12.1% | 18.2% |
7歳 | 28 | 2 | 2 | 1 | 23 | 14.3% | 17.9% |
8歳上 | 31 | 0 | 4 | 2 | 25 | 12.9% | 19.4% |
以上のようになっています。
高齢馬も意外に頑張っていますので、1着に関しては幅広い馬齢層から狙える傾向ですが、連勝馬券に関しては4歳馬中心で考えるのが良いかもしれません。
ローテーションについて
ローテーションについてはこれといった傾向は見受けられません。
以前は有馬記念からの出走組の好走が目立ちましたが、ここ5年に限ると前走有馬記念からの3着以内馬は2014年1着のヴェルデグリーンのみ。
前走の着順に関しても、二桁着順からの好走馬が何頭か見受けられるので、特に意識する必要はないと感じます。
実績について
1着馬について言えば実績は重要です。
芝2000~2500mのGⅡ以上のレースで連対実績のある馬が、過去10年の勝ち馬の内9頭で、例外は昨年優勝のダンビュライトのみです。
ダンビュライトは皐月賞3着の実績がありますので、GⅡ以上連対、GⅠ以上3着以内として考えても良いかもしれません。
馬単や3連単の軸馬は、実績も考慮して馬券を組み立てると良いでしょう。
2019AJCC馬券予想(追記)
出走まで1時間ほどになりましたが、取り急ぎ予想を書いておきます。
すでに馬券は購入しましたが、人気の4番フィエールマン、1番ジェネラーレウーノ1、2着表裏の3連単を買いました。
3着には5、9、10、11番を選びましたが、配当な微妙な感じです…
応援馬券的な感じなのに、的中してもあまり儲からないというのは微妙ですが、これも競馬の楽しみの一つと考えたいと思います。
まとめ
AJCCの傾向を、馬齢別成績、ローテーション、実績などに関してまとめてみました。
明け4歳馬と古馬の対決が本格化する時期でもあり、世代間のレベルを見極めることもこの時期の馬券の醍醐味なんですが、今年に限っていうと昨年ですでに明け4歳馬のレベルの高さが証明されている感があります。
このレースでも明け4歳馬の成績は良いですし、今年は菊花賞馬のフィエールマンが出走してきますので、この馬が中心かなとは考えています。
頭数もあまり多くなりそうもないので、少ない点数の3連単で遊ぶイメージでいるんですが、今後のGⅠ戦線に向けてのフィエールマンの走りは注目ですね。
AJCCの馬券成績
購入した馬券はこちら↓
4番フィエールマン2着、1番ジェネラーレウーノ4着で、1着のシャケトラを押さえてもしませんでしたので完敗です。
1年以上ぶりに出走したシャケトラを買えなかったのは仕方ないですが、例えばシャケトラが順調に使っていたとしても明け4歳を上位に考えていたのですが…
世代間のレベルという点では悩まされる結果となりました。