2019年フェアリーステークスが1月12日、中山競馬場で開催されます。
3歳牝馬限定のGⅢ戦で、昔は1200m戦だった頃もありましたが現在は1600m戦となっています。
同じマイル戦ということでは桜花賞につながることがあっても良いのですが、同週に開催される京成杯と同じく、一線級はあまり出走してこないイメージですね。
今年もそういう意味で混戦といって良いかもしれません。
目次
フェアリーステークス
フェアリーステークスのレース傾向
フェアリーステークスは中山競馬場の芝1600mで行われる3歳牝馬限定の別定戦です。
この時期の3歳限定戦はどれもそうですが、データから偏った傾向は出にくいように思います。
あえていうならば荒れるレースといえるかもしれませんが、ローテーションや前走に関して一通り傾向をまとめてみます。
阪神JFからの出走馬
ローテーションで考えると、前年の阪神JFから出走してくる馬が気になるところです。
GⅠ出走組みですのでそれ相応の実力もあるでしょう。
以前は、2009年のジェルミナル、2011年のダンスファンタジアなど、阪神JFで人気がありながら敗れた馬が、このレースで巻き返すことはありましたが、ここ5年の成績をみると、阪神JFからの出走馬は1頭も3着以内に来ていません。
出走する馬のレベルも違うのでローテーション的に不利とはいえませんが、今年の場合タニノミッションには嫌なデータですね。
前走の出走条件にはとくに傾向はなく、新馬や未勝利戦からでも、条件戦惨敗からでも来る馬が結構いるイメージです。
前走の着順
条件戦惨敗からでも来る馬が結構いると書きましたが、2015年1着馬のノットフォーマルは前走赤松賞8着、2016年2着のダイワドレッサーは前走葉牡丹賞9着、2017年1着のライジングリーズンは前走アルテミスS13着という着順でした。
このレースでの人気もそれぞれ、11、10、10番人気でしたので、前走大敗の人気薄でも十分狙いが立つと思います。
堅く収まるほうが珍しいレースですし、前走の着順はこだわらず、あえて大敗した馬を狙うのもありかもしれません。
前走の距離
過去10年の勝ち馬の前走の距離を見てみると、10頭中9頭が1600m戦に出走しています。
マイル適正が如実に現れるというレースではないと思うんですが、結果として9割出現している傾向であれば注意は必要だと思います。
前走の距離でいえば、過去10年の1~3着馬前30頭の中で、前走1600m以上のレースを使った馬が27頭で、これも9割です。
短距離戦からこのレースへの出走馬が少ないとはいえ、この傾向はチェックすべきだと思います。
2019フェアリーステークス予想(追記)
コントラチェックやタニノミッションなど、人気になりそうな馬が除外になったこともあって混戦模様に拍車が掛かった感じです。
特にこれといった穴馬は見つけられませんでしたが、気になる馬としてフィリアプーラ、エフティイーリス、アクアミラビリス、レディードリーをピックアップしました。
この4頭のBOXを遊び程度に買おうと思っています。
まとめ
フェアリーステークスの傾向について、ローテーションや前走の着順、距離などを中心にまとめてみました。
毎年難しいメンバーになるレースですので、荒れると決めつけて馬券を組み立てるのもありかもしれませんね。
中山マイル戦ということで枠順の影響も大きく考慮するべきですし、そもそもの能力比較が馬券の基本であることは承知していますが、個人的には理由もなく穴を狙う買い方も嫌いではありません。
そういう意味ではこのレースなどは、穴を狙うにはうってつけのレースだと思っています。
今年のメンバーを見ると、肝心な穴馬が思い浮かばないのが…まだまだ修行が足りないようです。
フェアリーステークスの馬券成績(追記)
追記した予想通りに4頭の馬連、3連複のBOX馬券を購入しました。
1着の1番フィリアプーラは買えていましたが、その他の馬は4、5、7着という結果でした。
3歳牝馬は特に馬券が難しいイメージなんですが、買い続けることが大事だということで前向きに捉えたいと思います。