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2019年京都金杯|レース傾向と予想

2019京都金杯が1月5日、京都競馬場で開催されます。

関東圏のオールド競馬ファンとっては金杯といえば中山金杯ですが、近年は中山と京都で同時に金杯が開催されるということでどちらも縁起物レースと言っていいでしょう。

中山が芝2000mなのに対して京都金杯はマイル戦。

ローテの差別化もできていますし、春のGIマイル戦線にも影響を与える馬も出走してくることから単なる正月のご祝儀レースでは無くなっているというのが最近の印象です。

それでは京都金杯の傾向をチェックしてみます。

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京都金杯

京都金杯のレース傾向

京都金杯は京都競馬場の芝外回り1600mで行われるハンデ戦です。

年明けのハンデ戦ということで馬齢と斤量は中山金杯と同じく要チェックですが、京都金杯の場合はトップハンデ馬が苦戦しているという傾向があります。

トップハンデ馬の成績

2013年以降のトップハンデ馬の主な成績は、

  • 2013年 トライアンフマーチ 58.0 6番人気 2着
  • 2014年 ガルボ 58.0 5番人気 3着
  • 2017年 フィエロ 57.5 3番人気 3着
  • 2018年 クルーガー 57.5 3番人気 2着

となっていて、2015,2016年は馬券に絡まず、優勝馬もいないことからトップハンデ馬は苦戦していると言っていいでしょう。

馬券圏内に来た馬は3番人気以下ということから考えると、人気薄のトップハンデ馬は狙えなくもないといえるかもしれません。

今年のトップハンデは57キロのロードクエスト。

トップハンデが57キロ、人気は明け4歳馬が締めているということからも混戦模様といえるかもしれません。

馬齢別成績

中山金杯と同じく年明けのレースということで、馬齢別の成績はチェックは必要でしょう。

過去10年の成績をまとめると、

年齢 出走数 1着 2着 3着 着外 連対率 3着内率
4歳 39 3 4 3 29 17.9% 25.6%
5歳 30 2 1 2 25 10.0% 16.7%
6歳 42 5 3 1 33 19.0% 21.4%
7歳 35 0 2 3 30 5.7% 14.3%
8歳上 15 0 0 1 14 0.0% 6.7%

以上のようになっています。

中山金杯ほど若駒有利の数値は出ていませんが、傾向としては似ていますね。

明け4歳は優勢、8歳以上は苦戦という構図は変わらないと思います。

今年の場合はパスクアメリカーナが55キロですから、ハンデに恵まれていますし人気になるのも仕方ないでしょう。

内枠有利

京都金杯は内枠有利と見て間違いないでしょう。

中山は12月の開催から引き続くのに対し、京都の1月開催は12月の阪神開催を挟むことで馬場が良好な状態で開催が始まります。

ましてや金杯は初日に開催されるわけですから、内枠有利になるのは当然と言えます。

過去10年の成績をまとめると、

枠順 出走数 1着 2着 3着 着外 連対率 3着内率
1枠 19 3 3 1 12 31.6% 36.8%
2枠 19 2 1 1 15 15.8% 21.1%
3枠 19 1 3 3 12 21.1% 36.8%
4枠 20 3 1 2 14 20.0% 30.0%
5枠 20 0 0 2 18 0.0% 10.0%
6枠 19 1 0 0 18 5.3% 5.3%
7枠 22 0 1 0 21 4.5% 4.5%
8枠 23 0 1 1 21 4.3% 8.7%

以上になります。

ここまで顕著な結果になるとは思いませんでしたが、内枠中心で予想を組み立てることは必要でしょう。

京都金杯に限ったことではないですが、開幕週は内枠有利ということは認識しておかなくてはいけませんね。

2019京都金杯予想(追記)

私の予想ですが、想定メンバーが発表された時点から当たる気がしていませんし、とにかく今年は難易度が高いと感じていますのでおそらく馬券は買いません。

縁起物として購入する金杯は中山金杯でOKだと考えます。

あえて馬券予想をするとすれば、サラキアが面白いと思っています。

53キロのハンデで内枠、鞍上の池添が有馬記念の流れを持ってくると考えれば狙い目ですが、結構人気になりそうなので馬券的な妙味はあまり感じられませんね。

先述したパスクアメリカーナやカツジなど、明け4歳馬中心のレースになるのではないかと考えています。

その他では外枠ですがマイスタイルの先行力が気になります。

まとめ

京都金杯の傾向についてまとめましたが、何といっても枠順がデータとしの傾向がはっきりしているレースといえるでしょう。

各馬の能力比較は前提としても、開幕週のような枠順の有利不利がはっきりしたレースであれば、それを参考に馬券を組み立てることは必要でしょう。

逆に考えると今回6枠に入ったパスクアメリカーナが順当に勝った場合は、結果以上の勝ちがあると判断できるかもしれませんね。

開幕週は内枠有利、そして先行有利になることは間違いないんですが、京都金杯に関しては内を上手に捌いた差し馬が来るイメージがあるんですよね。

個人的なイメージが増幅されているだけだと思うんですが、今年に関しては内枠の差し馬が台頭するんではないかと考えています。

京都金杯の馬券結果(追記)

ここは軸馬が決められずに、3連単フォーメーションで馬券を組み立てました。

1着にパスクアメリカーナとサラキアで、マイスタイルも絡めた馬券だったのですが、3着が抜けて不的中でした。

予想した内の差し馬もさっぱりでしたし、ちょっと予想が下手すぎると反省しています。

買わなきゃ良かったレースなんですが、金杯というだけで買ってしまうのは正月気分だから?

こんなことでは先が思いやられますね。

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