2019シンザン記念が1月6日、京都競馬場で開催されます。
明け3歳最初の重賞で、メンバーも手薄なイメージがしていたんですが、2011年オルフェーブル2着、2012年ジェンティルドンナ優勝、2014年ミッキーアイル優勝。そして昨年2018年はあのアーモンドアイが優勝。
後のスターホースを数多く排出している出世レースになっています。
今年は1月5日が土曜日ということで、シンザン記念が日曜日の6日、変則的な開催ではないのは予想が立てやすいと考えています。
目次
シンザン記念
シンザン記念のレース傾向
シンザン記念は京都競馬場の芝1600mで行われる3歳限定の別定戦です。
経験の少ない馬たちのレースで予想は難しいですが、前走成績からある程度の傾向をまとめてみます。
ローテーションに関して
明け3歳の重賞ということで、前年の朝日杯からの出走組の取捨がポイントになります。
番組改変で朝日杯が有馬記念の前週になり、ホープフルSが新設されたこともあってシンザン記念へのローテーションの傾向はまだ判斷がつきませんが、ここ10年のデータで朝日杯からの直行組は全27頭で、
- 1着 2
- 2着 1
- 3着 2
- 着外 22
成績は以上のようになっています。
今年のメンバーには朝日杯組は出走していませんし、今後も変化していくように感じています。
ローテーションに関して言えば、ここ10年の3着以内馬30頭のうち、24頭が中4週以内ということで、冬場を順調に使えている馬が好成績を収めていると考えていいでしょう。
前走の着順、クラスについて
前走の着順については顕著な傾向はありませんが、新馬や未勝利からの出走も連対実績がありますので注意は必要です。
逆に朝日杯からの出走であれば着順はあまり関係ないようです。
経験値の浅い馬たちのレースですから、実績はあまり考えなくても良いと言えます。
1番人気の成績
1番人気の成績はここ10年で
- 1着 3
- 2着 0
- 3着 1
- 着外 6
となっていて、1着馬はエーシントップ、ミッキーアイル、アーモンドアイですから、並の1番人気では人気を裏切ってしまうイメージが強いです。
ちなみにジェンティルドンナは2番人気でした。
3連単の配当も10年中7回が15万超えですから、馬券的には荒れるイメージが強いです。
内枠有利の傾向
過去10年の3着以内馬30頭中、4枠より内の馬は19頭ということで、内枠有利の傾向が顕著に現れています。
京都金杯でも同様ですが、変則とはいえ開幕週ですので、内枠先行有利は間違いないでしょう。
昨年のアーモンドアイの一気の外差しのイメージが忘れられませんが、枠順は3枠3番でしたし、基本は内枠という理解で良いと思います。
2019シンザン記念予想(追記)
当日ですが予想を上げておきます。
今年に限っていえば、アーモンドアイやジェンティルドンナクラスの大物は出走していないと判断しました。
よってこのレースは荒れると決めつけます。
内枠で穴馬というと、武豊騎手騎乗のゴータイミングに妙味がありそうです。
人気からの予想なので、実力比較や展開も加味していませんが、難解なレースはこんな予想で良いと思います。
ただし金額は控えめ、流れによっては馬券購入を見送ることもあるでしょう。
まとめ
シンザン記念の傾向を、ローテーションと1番人気馬の成績などからまとめてみました。
シンザン記念は近年メンバーの質が上がってきていて、後にタイトルを取る馬も数多く見受けられるんですが、逆にその後全く活躍しない馬というのも多く出走します。
将来的な意味では実力差が激しい馬たちのレースと考えて良いんですが、この時期での実力比較は非常に難しいものがあります。
良血の人気馬というのは信頼してもいいと思いますが、個人的には基本馬券はあれるというスタンスで考えることが多いです。
シンザン記念のレースでもいえることですが、この時期の3歳戦予想が難しいですから、馬券の金額は控えめにしたほうが良いかと思います。
シンザン記念の馬券成績(追記)
結局ゴータイミングから、馬連、3連複、3連単、各5頭流しの馬券を買いました。
結果は7着で馬券も惨敗。
もう少し先行有利の流れになると思ったのですが、展開を読み違えました。
メインまで結構流れが良かったので勝負に出てしまいましたが、予想の難易度から考えればここで勝負に出る必要はなかったと反省しています。
年明けから重賞3連敗となりましたが、もともと重賞は苦手なので仕方なし、問題は資金配分のほうが大きいですので、勝負レースの見極めは重要です。