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2019年オーシャンステークス|レース傾向と予想

2019年オーシャンステークスが3月2日、中山競馬場で行われます。

4歳上オープンのGⅢ戦で、芝1200mのレースです。

1着馬に高松宮記念の優先出走権が与えられるトライアルレースですが、コース形態も違うことから本番に直結するイメージはあまりありません。

毎年フルゲートで力が拮抗したメンバー構成であることが多く、荒れる要素が多いので馬券的には面白いレースと言えます。

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オーシャンステークス

オーシャンステークスのレース傾向

オーシャンステークスは、中山競馬場の芝外回り1200mで行われる別定戦です。

冒頭にも書きましたが荒れるイメージが強いレースですので、まずは1番人気の成績をまとめてみます。

1番人気の成績

過去10年の1番人気馬の成績は、

  • 1着 1頭
  • 2着 2頭
  • 3着 2頭
  • 着外 5頭

以上のようになっていて、3着内率5割はまだしも、勝率1割というのは1番人気としては寂しい数字です。

2012年の266万馬券を筆頭に、3連単の配当が6桁だったことが6回あるというのも荒れるレースということを証明していると思います。

馬齢別成績

過去10年間の馬齢別成績は以下のようになっています。

年齢 出走数 1着 2着 3着 着外 連対率 3着内率
4歳 30 2 1 2 25 10.0% 16.7%
5歳 42 5 2 3 32 16.7% 23.8%
6歳 31 1 5 1 24 19.4% 22.6%
7歳 23 2 1 0 20 13.0% 13.0%
8歳上 34 0 1 4 29 2.9% 14.7%

年明けからこの時期の重賞は、明け4歳馬と5歳馬の成績が良いことが多いのですが、オーシャンステークスは6歳馬の活躍が目に付きます。

連対率で言えば6歳馬がトップ、7歳馬の連対率が4歳馬のそれを超えるというのは珍しいですし、8歳以上馬の出走数が多いというのも特徴でしょう。

今年は特に明け4歳馬のレベルが高いと言われ、実際にここまで結果も出ているんですが、そいう意味でも世代間の対決が面白く感じるレースとなります。

枠順の影響

過去10年間の3着以内馬全30頭の、枠順についてまとめました。

  • 1枠 5頭
  • 2枠 3頭
  • 3枠 4頭
  • 4枠 5頭
  • 5枠 5頭
  • 6枠 2頭
  • 7枠 4頭
  • 8枠 2頭

以上のようになっています。

中山芝1200mは外枠有利という説もあるんですが、オーシャンステークスに関しては当てはまらないようです。

どちらかというと中から内が有利な傾向で、6~8枠が絡まなかった年は10年中4回あるのに対し、1~3枠が絡まなかった年は1回しか無いというデータも内枠有利を表していると考えています。

2019オーシャンステークス予想

当日仕事で前日予想の段階ですが、もうこのレースは荒れると決めてかかります。

4歳牝馬のモズスーパーフレアがルメール騎乗でおそらく1番人気でしょうが、ここはあえて外します。来たらゴメンナサイでOK。

2番人気ですがナックビーナスはこのレース2年続けて2着ですし、6歳牝馬でも前走を見ると衰えも感じられません。

その前走はモズスーパーフレアに先着されていますが、斤量差5キロだったものが今回はどう斤量ですから逆転は可能と見ました。

あとは穴っぽいところを絡めてワイド馬券でも買おうと思っていますが、終わってみればルメールだった…という可能性は高いかもしれません。

まあ、荒れるレースは決め打ちしないと取れませんから、1番人気は無視するという戦略も時には必要だと思いますし、それが馬券の醍醐味でもあります。

まとめ

オーシャンステークスのレース傾向をまとめてみましたが、荒れる前提で考えれば傾向通りにはこない確率が高いという考えもできるかもしれません。

今年は明け4歳が強いのは間違いないところですし、終わってみれば1番人気の4歳馬が勝ちましたというのは十分ありえます。

それでも個人的にこのレースは荒れる要素が多いと考えていますし、今年のメンバーから考えてもその可能性は充分あると思っています。

それともう一つなんの根拠もない傾向なんですが、オーシャンステークスは過去10年間で2回3着以内に入った馬が多いレースでもあります。

キンシャサノキセキ、ダッシャーゴーゴー、スノードラゴン、ハクサンムーン、ナックビーナスと5頭が10年間で2回3着以内に入っているんですが、スノードラゴンとナックビーナスは今年も出走してきました。

ですが3回馬券に絡んだ馬はまだいないんですよね。

2回目のチャンスが有る今年の出走馬は、ダイメイフジとキングハートの2頭ですが、昨年10番人気で1着のキングハートは面白いかもしれません。

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