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種牡馬種付け料ランキング2018。中央競馬リーディングも紹介

種牡馬の種付け料は、生産者でも馬主でもない我々にとっては関係ないと思いつつも、やっぱり金額が気になりますよね。

ディープインパクトの種付け料なんてヤフーニュースでも話題になるくらいですので、競馬ファンならずとも知りたい人が多いのかもしれません。

2018年度種付け料のランキングは以下のようになります。

種牡馬名 種付け料 繋養先
1位 ディープインパクト 4000万円 社台スタリオンステーション
2位 キングカメハメハ 1200万円 社台スタリオンステーション
3位 ハーツクライ 800万円 社台スタリオンステーション
3位 ロードカナロア 800万円 社台スタリオンステーション
5位 スクリーンヒーロー 600万円 レツクススタッド
6位 ダイワメジャー 500万円 社台スタリオンステーション
6位 オルフェーヴル 500万円 社台スタリオンステーション
6位 キタサンブラック 500万円 社台スタリオンステーション
9位 ルーラーシップ 400万円 社台スタリオンステーション
9位 ドゥラメンテ 400万円 社台スタリオンステーション
9位 モーリス 400万円 社台スタリオンステーション

プライベートということで種付け料が公表されていない種牡馬もいるんですが、おおよそこのランキングで間違っていないと思います。

11頭中10頭が社台スタリオンステーションの種牡馬ですね。

参考までに2017年の中央競馬リーディングサイヤーランキングを紹介します。

種牡馬名 主な共用場所 備考
1位 ディープインパクト 社台スタリオンステーション
2位 キングカメハメハ 社台スタリオンステーション
3位 ステイゴールド ブリーダーズスタリオンステーション 2015年死亡
4位 ハーツクライ 社台スタリオンステーション
5位 ダイワメジャー 社台スタリオンステーション
6位 ハービンジャー 社台スタリオンステーション
7位 クロフネ 社台スタリオンステーション
8位 マンハッタンカフェ 社台スタリオンステーション 2015年死亡
9位 ゴールドアリュール 社台スタリオンステーション 2017年死亡
10位 ブラックタイド ブリーダーズスタリオンステーション
11位 アドマイヤムーン ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックス
12位 ルーラーシップ 社台スタリオンステーション
13位 ネオユニヴァース 社台スタリオンステーション
14位 キンシャサノキセキ 社台スタリオンステーション
15位 エンパイアメーカー 日本軽種馬協会静内種馬場 2016年米に帰国
16位 シンボリクリスエス ブリーダーズスタリオンステーション
17位 ゼンノロブロイ ブリーダーズスタリオンステーション
18位 サウスヴィグラス アロースタッド 2018年死亡
19位 メイショウボーラー イーストスタッド
20位 シニスターミニスター アロースタッド

そして以下が2018年のサイヤーランキング(JRA)です。

馬名
1位 ディープインパクト
2位 キングカメハメハ
3位 ハーツクライ
4位 ステイゴールド
5位 ハービンジャー
6位 ダイワメジャー
7位 ロードカナロア
8位 ルーラーシップ
9位 クロフネ
10位 ゴールドアリュール
11位 マンハッタンカフェ
12位 キンシャサノキセキ
13位 オルフェーヴル
14位 シンボリクリスエス
15位 エンパイアメーカー
16位 アドマイヤムーン
17位 ブラックタイド
18位 ヴィクトワールピサ
19位 ネオユニヴァース
20位 ヘニーヒューズ

以上をふまえて種牡馬の種付け料についてまとめてみたいと思います。

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種牡馬の種付け料

種付け料はどうやって決めるのか?

種牡馬はほとんどの場合シンジケートが組まれて運用されますが、種付け料はそのシンジケートの株主を中心に設定されるのが一般的なようです。

おそらく株主間のパワーバランスがあるでしょうから、発言権が高い一部の株主が主導している場合もあるように思われます。

種付け料のアップダウンについて

種付け料は毎年同じではなく、その年ごとに設定されることになりますが、この金額のアップダウンは単純に需要が有るか無いかが反映されていると考えていいでしょう。

新種牡馬が種付けを開始して産駒がデビューするのは2年後になりますが、一般的には1年目(ファーストクロップ)の産駒がデビューするまでは、種付け料は現状維持か微減になることが多いです。

デビュー後の産駒の成績は次年度の種付け料に反映されるので、成績が良ければ種付け料が上がり、そうでなければ下がるというのは必然です。

例えば2018年のサイアーランキングでロードカナロアがベスト10に入ってきていますが、ファーストクロップが3歳世代ですので、大躍進といえると思います。

昨年の2歳戦では産駒の重賞勝ちがなかったのにもかかわらず、ファーストシーズンリーディングサイアーを獲得、500万円に設定されていた種付け料は800万円にアップしました。

その上、アーモンドアイの大活躍がありましたから、来年度はさらなる種付け料アップがあるかもしれません。

そうやって実績を積み上げて種付け料がアップしていくのですが、ディープインパクトの4000万円はさすがに別格です。

ディープインパクトの種付け料は世界何位?

ディープインパクトの種付け料は初年度が1200万円、この設定も驚きの価格ですが、2018年は4000万円まで高騰、まだまだ産駒も大活躍していますので、その勢いは衰える兆しがありません。

このディープインパクトの種付け料4000万円は日本国内ではダントツの1位ですが、世界的に見るとどうなんでしょうか?

英愛(イギリスとアイルランド)で長くリーディングサイヤートップに君臨するガリレオが、プライベートで正確な価格は不明ながらも、種付け料は5000万円以上と言われています。

この馬がおそらく種付け料世界最高で、ディープは世界2位にランキングされます。

それでも世界2位ってすごいです。

ガリレオはサドラーズウェルズ産駒で、日本では活躍例が少ない血統でしたが、代表産駒のフランケルが種牡馬になり、その産駒たちが日本でも活躍し始めているのが嬉しいですね。

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まとめ

種牡馬の種付け料をランキング形式でまとめてみましたが、日本国内ではディープインパクトの牙城は揺るぎないものとなっていますね。

あれだけの実績を残しているので納得もいきますが、それにしても金額が金額ですし、父親のサンデーサイレンスの最高種付け料(2500万円)をはるかに超えているのは驚きです。

近年はセリ市でも高額な落札が見受けられますし、馬産業界は好景気なのでしょうか?

我々一般市民には知る由もありませんし、種付け料がいくらだろうが私には全く関係ないんですが、知識として知っておいても損はないとは思います。

競馬が好きになって血統に興味が出てくると、種牡馬のことについても知りたくなりますし、馬券にあまり関係のないことでも知識が増えるのは楽しいですからね。

個別の種牡馬についてはなかなか書ききれないことが多いので、別記事でまとめていこうと思います。

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