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クラシックレースとは?競馬の競争にも格式が存在する

クラシックレースは競馬でよく耳にする言葉です。

クラシックという言葉はいろんなところで使われていますが、格式が高いという意味でも使われますから、クラシックレース=格式の高いレースといえるでしょう。

日本(中央競馬)ではどのレースがクラシックレースに該当するのかというと、

・桜花賞
・皐月賞
・オークス
・ダービー
・菊花賞

以上の5つのレースがクラシックレースとして扱われていて、トライアルレースを含めたクラシックレースにつながる過程を、「クラシック戦線」などと呼ぶこともあります。

年明けから各種トライアルレースが実施され、今頃の時期になると(この記事を書いている3月中旬)トライアルレースの結果からクラシック戦線の傾向も見えてきます。

春のGⅠシーズンともいわれるこの時期から競馬を始める人も多いですし、この記事ではクラシックレースについてまとめてみたいと思います。

クラシックレースとは

日本のクラシックレースが桜花賞、皐月賞、オークス、ダービー、菊花賞であることは先に書きましたが、これらはイギリスのクラシックレース体系を元として作られたものです。

イギリスのクラシックレースは、1000ギニー、2000ギニー、オークス、ダービー、セントレジャーですが、それぞれ、

・桜花賞(牝馬限定・芝1600m)=1000ギニー(牝馬限定・芝1609m)

・皐月賞(芝2000m)=2000ギニー(芝1609m)

・オークス(牝馬限定・芝2400m)=オークス(牝馬限定・芝2420m)

・ダービー(芝2400m)=ダービー(芝2420m)

・菊花賞(芝3000m)=セントレジャー(芝2921mm)

というように日本のクラシックがイギリスの体系を模して作られています。

クラシックレースは日本もイギリスも3歳限定のレースですので、一生のうちに一度しか出走がかなわないことが更に価値を高めていると思います。

3冠レースってなんだ?

3冠馬という言葉は聞いたことがあると思いますが、一般的に3冠馬といえば、皐月賞、ダービー、菊花賞を優勝した馬のことで、桜花賞、オークス、秋華賞を優勝した馬は3冠牝馬と呼びます。

つまり3冠レースとは皐月賞、ダービー、菊花賞のことを指し、桜花賞、オークス、秋華賞のことを牝馬3冠レースと呼んでいます。

このうちの秋華賞以外はクラシックレースですが、秋華賞はクラシックレースとは呼びません。

イギリスの体系に該当するレースがないということもあるでしょうし、これからも秋華賞がクラシックと呼ばれることはないと思います。

しかし日本では牝馬3冠レースの1つとして根付いていますし、クラシックレースと同等の勝ちがあると考えて良いでしょう。

ちなみに日本の3冠馬は以下の7頭、

・セントライト

・シンザン

・ミスターシービー

・シンボリルドルフ

・ナリタブライアン

・ディープインパクト

・オルフェーヴル

3冠牝馬は以下の4頭、

・メジロラモーヌ

・スティルインラブ

・アパパネ

・ジェンティルドンナ

いずれ劣らぬ名馬ばかりです。

メジロラモーヌの時代は秋華賞というレースがなく、エリザベス女王杯が3歳牝馬限定戦で、3冠最終戦でした。

クラシックレースの日程は?

クラシックレースの日程は毎年ほぼ同じ日程で、2018年の予定は、

4月8日 桜花賞
4月15日 皐月賞
5月20日 オークス
5月27日 ダービー
10月21日 菊花賞

となっていますが、

・3月後半から始まる阪神開催の6日目に桜花賞

・桜花賞の翌週、中山開催最終日に皐月賞

・5月後半から始まる東京開催の2日目にオークス

・オークスの翌週、東京開催の4日目にダービー

・10月初旬から始まる京都開催の最終日に菊花賞

競馬場の大きな改修工事などがない場合は、例年このような日程になっています。

桜花賞が始まる時期が来ると「クラシックシーズン到来」などという言い方もしますし、競馬ファンの馬券熱も自然と上がってきます。

まとめ

クラシックレースについての知識を、3冠レースや日程と合わせてまとめました。

クラシックレースはやはり格式が高く、特にダービーは競馬に携わるホースマンたちの夢だとも言われています。

馬券を買う方からしても、クラシックレースはぜひ当てたいと思っている人も多いでしょう。

クラシックレースに限らず、GⅠレースはいつもより大きい金額の馬券を買ってしまいますからね。

個人的には、クラシックレースだからといって投資金を増やすのリスクだと思っているんですが、GⅠはお祭りだからちょっと大きく勝負したいという考えも持っています。

なかなかうまくバランスは取れないですし、実際にクラシックレースを含めたGⅠレースの馬券は得意ではありません。

いわゆるクラシック戦線で時系列に馬券を買っていくと、思い入れのある馬ができることってありますよね?

そういう馬の存在が予想を狂わせるんですよね…

でも好きで追いかけた馬の馬券が取れたときの喜びは、何ものにも代え難い大きさがあります。

大袈裟ですかね?

まあ、長く競馬を続けていけばクラシックレースの馬券的な醍醐味や、世代を追って馬券を購入する楽しみも自然にわかってきますし、クラシックレースという言葉の意味を知ることは重要ではないと感じるでしょう。

初心者相手にウンチクを語るときのネタに使えるくらいかな。

しかし、レース体系を覚えることは大切なので、クラシックレース以外の馬券も、Ⅰ年を通じてバシバシ購入して競馬を楽しんでいきましょう。

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