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PATの前日発売は何時から?金曜夜から馬券が買えるのか

PATの前日発売については、JRAのホームページに詳細が公開されています。

A-PATの前日発売

A-PATの前日発売時間

即PATの前日発売

即位PATの前日発売時間

A-PATと即PATでは発売時間が異なるため、前日発売の時間も違ってきますし、冬季で降雪が予想されるときは前日発売が中止になる場合もあります。

A-PATと即PATの発売時間の違いについては「PATの発売時間と締切時間は?方式別にまとめてみました」の記事でも取り上げていますが、この記事ではPATの前日発売についてもう少し掘り下げてまとめてみようと思います。

前日発売とは

まず前日発売の正式な意味合いですが、本来は日曜日のグレードレースの馬券を、前日の土曜日から発売することを前日発売と呼んでいます。

土曜日に行われるグレードレースについては、前日発売はありません。

競馬場で馬券を買うことをイメージするとわかりやすいと思いますが、土曜日に競馬場で日曜のグレードレースの馬券は購入できますが、金曜日に競馬場に行っても馬券は買えませんからね。

もともとは一部GⅠレースのみの発売でしたが、現在ではすべてのグレードレースが対象となり、近年は月曜の祝日に競馬が開催されることも増えましたので、月曜のグレードレースは日曜に前日発売が行われます。

上の画像にあるのは2018年度のJRAの前日発売の表ですが、「GⅠレース・アンタレスS(GⅢ)・目黒記念(GⅡ)・京阪杯(GⅢ)」が他のレースと区別されています。

毎年このようにイレギュラーな前日発売をするレースが幾つかありますので、公式サイトやレーシングカレンダーでチェックをしておくと良いでしょう。

即PATなら金曜日から馬券が買える

前日発売についての説明で「日曜の馬券を土曜に発売するのが前日発売」と書きましたが、即PATを使っている人なら「金曜日に土曜日の馬券も買えますけど」と思った方もいると思います。

確かに即PATは金曜日の18時30分から馬券の発売が開始されますし、グレードレースどころか開催全レースの馬券が購入できます。

ですがこの発売は、あくまでも「当日発売」の括りになっています。

画像3

上の表からわかるように、即PATでは土曜日のレースは金曜日の18時30分から、日曜日のレースは土曜日の19時30分から発売が開始されますがこれらはあくまでも当日発売の扱いとなっているようです。

馬券を買う方からしたら、前日に売ってるんだから前日発売でいいだろ?と思ってしまいますが、現状はこのようなシステムになっています。

土日に仕事がある人などは夜のうちに馬券が買えるので便利ですし、実際に利用している人も多いでしょう。

即PATとA-PATでは発売時間が異なるので、以下の表を参考にしてください。

即PATの発売時間
土曜日全レース 金曜日の18時30分
日曜日全レース 土曜日の19時30分
月曜日全レース 日曜日の19時30分
A-PATの発売時間
土曜日全レース 土曜日の7時00分
日曜日全レース 土曜日の19時30分
月曜日全レース 日曜日の19時30分

即PATならば、土曜のレースが金曜日に購入できる点で便利ですね。

冒頭にも書いたように、降雪が予想される場合などの条件により、前日発売(当日発売の前日からの発売を含む)が中止になる場合もあるので、その場合は前日に馬券を購入することはできません。

前日発売で馬券を購入得する際の注意点

前日発売、あるいは当日発売分でも前日に馬券を購入する際に注意する点は、オッズが本来のものとかけ離れているという点が上げられます。

馬券のオッズは総投票数に占める各投票の比率によって決まります。たくさん売れればオッズは低くなり、売れなければオッズは高くなる仕組みです。

PATの投票でもオッズは確認できますが、このオッズは予想オッズではなく実際の投票数から計算されたオッズです。

前日の投票の場合はまだ投票数が少ない場合がほとんどですので、投票に偏りが出ることはよくあります。

実際に確定したオッズを最終オッズ、締め切り前の途中経過のオッズを中間オッズなどと呼びますが、中間オッズは馬券の投票数が多ければ多いほど、そして締切が近ければ近いほど最終オッズに近づくのが普通です。

そのため、前日に投票された数値から導き出されたオッズでは、最終オッズとかけ離れた数字が出ることがあるということになります。

特に売上の少ないローカルの未勝利戦などは、その傾向が顕著に現れます。

馬券購入の際にオッズを参考にして投資額を決める人は多いと思いますが、前日発売の場合はこのオッズをあまり参考にしてはいけないということは言えると思います。

また前日に馬券を購入した後に、出走取り消しなどが発生する場合があります。この場合は当然払い戻しが受けられますが、1頭の馬がいなくなると予想が変わるということはありえます。

取り消しはなくとも、馬体重やパドックなどの情報も前日には得ることができませんから、予想に関するリスクは少なからずあることは承知しておかなければいけませんね。

まとめ

PATの前日発売について、当日発売の括りで前日から馬券を発売するということを含めてまとめてみましたが、即PATならば開催日前日の夜から馬券が買えるということを知っておきたいですね。

A-PATの場合は金曜の夜に馬券が買えないですし、これからPATの契約を考えている人には即PATを選ぶことをおすすめします。

馬券は本来、あらゆるファクターを考察しながら、締切間際まで考え抜いて購入するのが王道なのかもしれませんが、そんな暇は無くても馬券だけは買っておきたいと思うのも理解できます。

私も完全に土日が休みの仕事ではないですし、仮に休みでも競馬だけやっていられる日はなかなかありません。

そんなときに前日から馬券が買えるPATは大変便利ですので、普段は競馬場に通える人でも、緊急時のためにPATを使えるようにしておくといいでしょう。

契約自体は無料ですし、別に使わなくたってペナルティがあるわけではないですしね。

最後に前日発売購入の最大のメリットをひとつ。

前日発売で馬券を購入する

当日は忙しくてリアルタイムで結果をチェックできなかった

後で銀行口座を確認したら残高が増えていた!

金額はともかく喜びは結構大きいので、ぜひ多くの方に体験してもらいたいです。

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