地方競馬の馬券購入もインターネットからできないか?
IPATを使って中央競馬の馬券はインターネットで買えるようになったけど、地方競馬の馬券もネットで買いたいと考えるのは競馬ファンとしては当然の心理でしょう。
交流重賞の数も増えて、中央競馬の競争馬が走るレースの馬券を購入していくうちに、地方競馬にも興味が湧いてきて馬券を買いたくなったという人は多いと思います。
地方競馬の馬券購入と言っても、家の近所に競馬場や場外馬券場があるとは限りませんし、全国の地方競馬の馬券を買いたいということならば、インターネット投票を使うのが現実的です。
ネットで地方競馬の馬券が買える代表的なサービスとして。
・即PAT
・SPAT4
・楽天競馬
・オッズパーク
以上の4つがありますが、それぞれの特徴をまとめてみました。
即PAT
即PATはJRAのネット馬券投票サービスですが、地方競馬の馬券も購入可能です。A-PATも地方競馬の馬券が買えるんですが、平日は投票できないという制限がありますので、ここでは取り上げません。
中央競馬のネット投票を利用するためにすでに即PATに加入している人は、地方競馬購入にも利用できるので手続き等が不要です。
即PATで購入可能な地方競馬のレースは、JRAのサイトで確認できます。
月曜日と金曜日は原則地方競馬の馬券は買えません(例外あり)。ナイター開催も、IPAT締め切り時間以降の馬券は買えません。締め切り時間は変動しますが、ナイター開催の場合後半のレースは買えない場合が多いと考えればいいでしょう(これも例外あり)。
SPAT4
SPAT4はもともとは南関東競馬4場のインターネット投票システム(SPAT4の「4」は大井、船橋、浦和、川崎の4競馬場の意味)だったのですが、今では全国の地方競馬の全レース馬券が買える(2017年4月1日より拡大)ようになりました。
SPAT4には独自の賭式として、指定された3つのレースの馬単を的中させる「SPAT4LOTO トリプル馬単」を発売しており、キャリーオーバー式なので最高3億円の払い戻しのチャンスがあります。
SPAT4LOTO トリプル馬単は50円から馬券を買えるので、少ない投資で大きな配当を期待できるという夢がありますね。
SPAT4のパソコン版では競馬場のライブ映像と、インターネット投票が一体となった「ライブ投票」が使えるというのも便利なサービスです。
楽天競馬
地方競馬の全国全レースが買えるというのが特徴でしたが、SPAT4も現在は同様ですので、この点での優位性は無くなりました。
ライブ映像も見れるという点ではSPAT4も同じですし、現在では楽天競馬を積極的に推す理由は多くないんですが、楽天スーパーポイントを含めて様々な特典やキャンペーンが多いのは魅力です。
キャンペーン情報は私もこまめにチェックしていますが、馬券購入金額からポイント還元など、結構お得なものが多くあります。
オッズパーク
オッズパークは地方競馬以外にも、全国の競輪やオートレースもネット投票できるサービスです。
オッズパークLOTOという重勝式の馬券(競輪やオートの場合は車券と呼ぶ)が買えるんですが、キャリーオーバーを含めて最高配当は競馬で2億円、オートレースで6億円、競輪ではなんと12億円という夢のあるサービスが魅力です。
地方競馬の馬券購入という点よりも、競輪やオートレースも競馬と一緒に楽しみたいという人向けのサービスです。
銀行口座について
ここまでに紹介したネット投票を利用するには、入出金用の銀行口座が必用になります。A-PATのような競馬専用の口座を開設する必用はないのですが、対応している銀行口座を持っていない場合は必用になりますので、各サービスの利用できる銀行をまとめました。
・即PAT - ジャパンネット銀行、楽天銀行、三井住友銀行(SMBCダイレクト)、三菱東京UFJ銀行、住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
・SPAT4 - ジャパンネット銀行、楽天銀行、三井住友銀行(SMBCダイレクト)、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行、じぶん銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、千葉銀行、横浜銀行
・楽天競馬 - 楽天銀行
・オッズパーク - ジャパンネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行
一覧にするとこんな感じ↓
即PAT | SPAT4 | 楽天競馬 | オッズパーク | |
---|---|---|---|---|
ジャパンネット銀行 | ○ | ○ | ○ | |
楽天銀行 | ○ | ○ | ○ | ○ |
三井住友銀行(SMBCダイレクト) | ○ | ○ | ||
三菱東京UFJ銀行 | ○ | ○ | ||
住信SBIネット銀行 | ○ | ○ | ○ | |
ゆうちょ銀行 | ○ | ○ | ||
りそな銀行 | ○ | ○ | ||
埼玉りそな銀行 | ○ | ○ | ||
千葉銀行 | ○ | |||
横浜銀行 | ○ |
楽天銀行の口座があればどのサービスも利用OKですが、使える口座があるなら無理に開設する必用はないですし、自分の使いやすい銀行を選べば良いと思います。
ちなみにオッズパークは表にあげたネットバンク以外にも多くの銀行が使えるのですが、登録銀行によって会員サービスに違いがあり、ジャパンネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行以外はおすすめではないので取り上げませんでした。
詳細は公式ページで確認できますので、興味のある方はコチラ→http://www.oddspark.com/member/compare.html
まとめ
地方競馬の馬券をインターネットで購入できるサービスを4つ紹介しましたが、どれも一長一短があるので初心者の方が選ぶのは難しいと思います。
どのサービスも入会金や年会費は必用無いので、極端な話全部入会して使ってみれば良し悪しも分かるんでしょうが、なかなかそこまでは出来ませんよね。
中央競馬ファンで、地方競馬の馬券は交流重賞がメインという人には即PATがオススメだと思いますが、とにかく毎日競馬をやりたいという人にはそれ以外のサービスを選んだほうが良いでしょう。
私もすでに即PATの会員ですが、月曜も金曜も地方競馬の馬券を買いたい時があるから楽天競馬も使っていますし、きちんと管理できるのなら別に複数入会したって問題はないと思います。
調子に乗って馬券を買いすぎるのは考えものですが、平日も含めてほぼ毎日競馬が出来るって本当に楽しいですので、地方競馬のネット馬券購入はおすすめです。