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リーディングジョッキーは誰だ?2017年の成績と歴代記録まとめ

リーディングジョッキーというのは、競馬のレースで勝利数が一番多い騎手のことで、年間トータルで順位が決定します。

中央競馬では、東西に別れたランキングが競馬ブックに掲載されていた時代もありましたが、現在では東西含めたものをリーディングとしています。

以下が中央競馬の現在(2017年12月17日)のランキングです。

順位 騎手名 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 収得賞金(円)
1 C.ルメール 187 129 102 352 0.243 0.41 0.543 3,799,946,000
2 戸崎圭太 167 123 93 510 0.187 0.325 0.429 2,692,912,000
3 M.デムーロ 166 97 76 301 0.259 0.411 0.53 3,900,822,000
4 福永祐一 111 81 75 431 0.159 0.275 0.383 1,939,288,000
5 和田竜二 92 81 96 704 0.095 0.178 0.276 1,948,825,000
6 内田博幸 88 75 88 668 0.096 0.177 0.273 1,525,018,000
7 川田将雅 83 89 70 320 0.148 0.306 0.431 1,763,821,000
8 田辺裕信 81 80 58 430 0.125 0.248 0.337 1,580,820,000
8 吉田隼人 81 43 52 513 0.118 0.18 0.255 1,211,254,000
10 武豊 80 84 62 367 0.135 0.277 0.381 2,341,150,000

ルメール騎手が現在1位で、2位の戸崎騎手とは20勝差、残りの開催日数が3日ということを考えると、ルメール騎手のリーディングジョッキーはほぼ確定でしょう。

この二人の騎手は、昨年も最終日までリーディング争いをして、わずか1勝差で戸崎騎手がリーディングジョッキーになりました。

年末の競馬はこういう楽しみもありますので盛り上がりますね。

この記事ではリーデキングジョッキーについての情報や、歴代のリーディングジョッキー、地方競馬のリーディングジョッキーについてもまとめてみたいと思います。

リーディングジョッキーとは?

リーディングジョッキーと言っても、中央競馬だけにリーディングがあるわけではなく、地方競馬や海外競馬でも勝利数の一番多い騎手をリーディングジョッキーと呼びます。

括りが競馬場単位であったり主催団体単位であったりしますが、それぞれにリーディングジョッキーが存在することになります。

勝利数が多い=最も騎乗が上手いということでは無いかもしれませんが、馬券購入の上では勝利数の多い騎手を知っておくことは重要です。

中央競馬の歴代リーディングジョッキー

騎手名 勝利数
1987年 岡部幸雄 138
1988年 柴田政人 132
1989年 武豊 133
1990年 武豊 116
1991年 岡部幸雄 128
1992年 武豊 130
1993年 武豊 137
1994年 武豊 134
1995年 武豊 134
1996年 武豊 159
1997年 武豊 168
1998年 武豊 169
1999年 武豊 178
2000年 武豊 130
2001年 蛯名正義 133
2002年 柴田善臣 146
2003年 武豊 204
2004年 武豊 211
2005年 武豊 212
2006年 武豊 178
2007年 武豊 156
2008年 武豊 151
2009年 内田博幸 146
2010年 横山典弘 120
2011年 福永祐一 133
2012年 浜中俊 131
2013年 福永祐一 131
2014年 戸崎圭太 146
2015年 戸崎圭太 130
2016年 戸崎圭太 187

上の表は中央競馬の歴代リーデキングジョッキーですが、この勝利数は中央競馬の競争のみ対象です。

JRAには年間表彰に「JRA賞最多勝利騎手」という賞がありますが、これは地方競馬のレースを含む数字でリーディングを決めていた時期もあり、例えば2010年の内田騎手、2012年の岩田騎手がJRA賞最多勝利騎手を獲得しています。

地方競馬のリーディングジョッキー

地方競馬のリーディングジョッキーは、各競馬場、あるいは開催団体ごとにリーディングジョッキーが存在しますが、NAR(地方競馬全国協会)では2009年度より「NARグランプリ最優秀勝利回数騎手賞」という賞が儲けられましたので、過去の受賞者を表にしました。

騎手 所属 勝利数
2009年 戸崎圭太 大井 408
2010年 戸崎圭太 大井 310
2011年 戸崎圭太 大井 336
2012年 戸崎圭太 大井 367
2013年 川原正一 兵庫 267
2014年 田中学 兵庫 276
2015年 森泰斗 船橋 297
2016年 森泰斗 船橋 309

戸崎騎手はJRA移籍前からリーディングの常連ですね。開催日数の違いから勝利数も中央競馬より多いです。

ちなみに年間最多勝利の記録は、2006年の内田博幸騎手(当時大井競馬所属)が、地方中央合わせて524勝という記録があります。

通算勝利数は、中央競馬では武豊騎手が地方競馬の成績を含めて4000勝を超えていますが、地方競馬では佐々木竹見(川崎競馬所属)の、7153勝という前人未到の記録が存在します。世界記録はカナダのラッセル・ベイズ騎手の通算12842勝だそうです。

まとめ

リーディングジョッキーについてまとめてみましたが、歴代の騎手を知るよりは、現在好調の騎手をチェックしたほうが馬券につながります。

あまりリーディングにこだわる必用は無いのかもしれませんが、迷ったら成績の良い騎手を選択するというのは理にかなっています。

歴代のリーディングジョッキーは、知識として覚えておく程度で良いでしょう。長年競馬をやっていると、自分の記憶にストックされていきますけどね。

先にも書いたようにリーディングジョッキーが一番騎乗が上手いとは限りません。勝利数を伸ばす要素は技術だけでなく、より良い騎乗馬を確保する営業力や、人脈も必要になってきます。

エージェント制度については別記事で詳しく書きたいと思っていますが、このエージェントの良し悪しも騎乗馬の質に影響して来ることでしょう。

馬券予想に関して言えば、個人的にはリーディング順位に関係なく信頼出来る騎手はいますし、何故か自分の馬券と相性がいい騎手というのも存在します。

「大きな馬券を取れたときは、だいたい〇〇騎手が絡んでいる」というのはよくあることです。

いろんな騎手の馬券を買いながら、好きな騎手を見つけていくのも楽しいですね。

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